
「好きなことを伝えること」は追求してこなかった
自分が好きなことを伝えること。
ぼくはこれまでそれを、あまり追求してきませんでした。
それよりはむしろ、出会った人の話を聞いて「人生って不思議だな」「人生っておもしろいな」と感じる。
・そこにいる人たちと、その時間と感覚の深さを広げていくこと
・その体験自体が大切
そう思ってきました。
だからそれは、その場所で生まれて、記憶に残るだけでした。
好きを伝えることが、結果的に好きを続けることになる。そう感じることが増えてきた
たとえば、晴れた寒い日の朝、家族にコーヒーを淹れること。
昨日焙煎したコーヒー豆。焦げていないだろうか?渋くないだろうか?
そう思いながらドリップの準備を進めます。
すると、LEGOで作った車を片手に、2才の息子がキッチンにやってきて、言います。
「おとうさん、こっちきてみ」
「おとうさん、これみてみ」
机で工作している娘が言います。
「セロテープがうまくはがれへん」
床に座って、息子とLEGOで遊ぶ。
娘の工作を見て、感想を伝えて、質問する。
好きを聞く。
それで十分。
今までは、そう感じてきました。
でも、これからは、好きを伝えるようにしよう。
好きを伝えることが、結果的に好きを続けることになる。
そう感じることが増えてきました。
2019年もよろしくお願いいたします。