子どものころの理想の職業

木製の道具で穴を掘る3人の男

木製の道具を使って穴を掘る3人の男

子どものころの理想の職業

5~6才のとき、イメージしていた理想の職業。
ぼくにとってそれは、

大工になること
画家になること

でした。

兄と2人でずっと、新聞の広告の裏、白いページを見つけては、飽きずに絵を描いていました。
それは夢中になれて、楽しかった。

ゼロから終りまで自分1人で行うことができる作業

理由は、
ゼロから終りまで自分1人で行うことができる作業に楽しみを感じる
と言えそうです。

制作作業だけではなく、監督業にも興味がある。

自由の感覚と自己完結作業

いま、ぼくが好きな作業とは、

  • イラストを描く
  • コーヒー豆を焙煎・ドリップ・淹れる
  • 翻訳
  • 文章を書く
  • サイトを少しづつ作っていくこと

そして、きっとぼくは、たとえ失敗したとしても、自分で考えて自分で実行するという
自由の感覚

そして
ゼロから終りまで自分1人で行うことができる自己完結作業
を求めているのだと思います。

自分で木製の道具を作り、
自分で穴を掘る場所を決め、
自分で穴を掘り、
源泉を見つける男たちのように。

得意であってもあまり好きではないこと

ぼくは小さい時からどの組織でもまとめる役割を担ってきました。
特別大きな成果を出すタイプの人ではなかったけれど、対外的には得意に見えていたと思います。

でも、その裏で自分自身に対して大きなストレスを与えていました。
この年齢年齢になって、そのことを実感します。

得意であっても、あまり好きじゃないこと。

そしてそこから少しずつ離れていくことは、けっこう時間がかかりました。
もう自分自身の一部になっていたから。

細い線をたくさん重ねていた

この絵は、20才のときに描いた絵を、ペンを使ってトレースしたもの。
今回トレースしてみて、20才の自分が、いかに細い線を引いていたかが分かりました。
そして、その線はぼくに時間の経過を感じさせます。

木製の道具で穴を掘る3人の男

木製の道具で穴を掘る3人の男

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