Life

Summery of Life


1980-1996年
誕生-小学生-中学生時代

・1980年:山形県に誕生
・1990-1991年:小学4-5年生時に休学。玄米食による食事療法で体調を整える
・1993-1995年:中学校生活。バスケットボール部に入部し、部長を務める
・1996年3月:ドイツ、デンマーク農業視察旅行(11日間)
・1996年:高校を退学。農業高校を受験し合格

1997-1999年
高校生時代

・1997-1999年:全寮制の農業高校にて、有機農業の稲作を学ぶ

2000-2004年
大学生時代

・2000年:英知大学のスペイン語スペイン文学科に入学。ラテン語系言語を中心に7カ国語を学ぶ
・2003年:実家の家業を継ぐ義務が無くなる

2004-2007年
アルゼンチン滞在

・2004年:京都市でリノベーションのアルバイトを行う
・2005-2007年:アルゼンチンのコルドバ市に滞在。ロマンス語(スペイン語・フランス語・ポルトガル語・イタリア語)と英語を学習する

2008-2024年
帰国-就職-結婚

・2008年:京都市に滞在し、飲食業界で働き始める
・2011年:結婚
・2012年:第一子誕生
・2016年:第二子誕生

Detail of Life

誕生-小学生-中学生時代 1980-1996年

・10才で病気(慢性疲労性症候群)になり、1年間休学。玄米食による食事療法で体調を整える
・学業で成果を出すことと、家業(農業資材の製造販売会社)を継ぐことへのプレッシャーを感じながら、中学校を卒業
・春休みの期間、ヨーロッパの農業視察旅行に同行。有機農業を実践する農家や大学を訪問
・進学校を8日目に退学。両親の会社の仕事を手伝いながら、家業を継ぐために有機農業を学ぶことを決意
・農業高校を受験し、合格。実家を出て、3年間の寮生活を始める

高校生時代 1997-1999年

・有機農業を学ぶ全寮制の農業高校に入学。作物部で稲作を学ぶ
・玄米同好会を発足し、玄米食を実践する

大学生時代 2000-2004年

大学に入学。スペイン語スペイン文学科で、ロマンス語(ラテン語系言語)の習得に没頭する。
この時期、生まれた時からの最も大きな命題「家業を継ぐ義務」が、さまざまな要因により無くなる。

学んだこと

ラテンアメリカ文学

特にアルゼンチン出身の作家フリオ・コルタサルの小説(現代を舞台とした幻想小説)を好み、スペイン語でスペイン語を理解すること(日本語を介さずに)、ヨーロッパ帝国主義が南米にもたらした功罪、アルゼンチンに滞在しそこから現代社会を見ること、に興味を抱く。

哲学者 ハンナ・アーレントの書籍「人間の条件」

人間の活動を「労働(lavor)・仕事(work)・活動(action)」に分けること。人間は、3つの不確実性(無制限性、不可逆性、不可預言性)に満ちた「活動」によってのみ「自分が誰(Who)であるか」を知ることができること。そして、活動の性質である3つの不確実性を解決する行為は「約束」と「赦し」である(それ以外の手段はない)、という考えに影響を受ける。

アメリカの精神科医 ジュディス・ハーマンの書籍「心的外傷と回復」

ベトナム帰還兵(PTSD)の精神的回復プロセスが存在することを学ぶ。圧倒的な暴力を経験した人間が、圧倒的な無力感を抱えながら、他者に助けを求め、失われた状態の自分を抱えながらも生き続けることができる、ということを知り、精神の回復プロセスは確かにあり、すでに先人がいて、意志があれば日常生活を通してそれは可能であるという指針を得る。

教育心理学者 村本邦子の講義

教育心理学者 村本邦子の講義を受ける。その後、女性ライフサイクル研究所にて、回復後のサバイバーや親族へのアドボケイト(脆弱な立場に置かれる者の擁護・代弁)を学ぶ。偏った自己の成り立ち、精神的脆弱性について認識を深め、痛みを相対化する視点を得る。

アルゼンチン滞在 2004-2007年

リノベーション 2004年

時期:2004年2月-2004年12月
業務:大学を卒業後、町家一軒を住居兼喫茶店にリノベーションする仕事に就く

アルゼンチンでロマンス語を習得する2004-2007年

アルゼンチンのコルドバ市に滞在。複数の外国語専門学校に通う。スペイン語で英語・フランス語・イタリア語・ポルトガル語の授業を受ける。最後の半年は、コルドバ大学に入学し、スペイン語でスペイン語を学ぶ。

時期:2004年12月-2007年8月

目的

・スペイン語を通して、英語、フランス語、イタリア語、ポルトガル語、スペイン語を学ぶこと。それを通して、日本語をより理解すること
・成人した人間が、母国語を介さずに、どのように外国語を習得していくか?そのプロセスを自覚的に体験すること
・西洋文明が植民地化した南米で長期的な日常生活を送ることで、現在どのような文化があるか(ないか)を体験し、西洋文明の可能性(不可能性)を実感すること

成し遂げたこと

・スペイン語でスペイン語を考え、読み、書き、会話することを身につける
・スペイン語⇄英語、スペイン語⇄フランス語の翻訳経路を身につける
・コルドバ大学のスペイン語の授業にて、小論文「フリオ・コルタサルにおける詩的であること」を作成、提出
・外国語を外国語で考えること(母国語を介さずに)を行い、日本語で思考する行為を相対化する

アルゼンチンで得た、他の人には役に立たない結論と、親イメージとしての言語体系概念

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