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言語の構造分解プロセス
まだ人類は「派生の違う言語習得」に対して「適切な全体像把握と方法論」を持っていない、という仮説をもとに、言語の構造分解プロセスと翻訳の方法論について話しています。
「先天的個体差からくる脳の認識傾向」が言語習得の最も大きなファクターである、という仮説
基本的にぼくは、3つの仮説をもとに、言語に触れてきました。
- 「個人の表現傾向」と「個人の学習領域」という2つのフィルターが、客観的数値化のむなしさを生む
- 言語学習には、前提として「言語理解のための周辺学習」が大切
- 言語理解には「脳の認識傾向による個体差」があり、それはほとんど先天的要因である
というものです。
英語の構造分解プロセス:まだ人類は派生の違う言語習得の適切な全体像と方法論を持っていないという仮説と方法論
だからこそ、そこにはいつも人間の情熱を発見できる。
と考えています。
これらの文章は、効率的な方法では決してないし、権威性が高いものでもありません。あくまで「15才のときに思考に困難を持った一個人の再統合への歩み」です。
和歌翻訳
和歌を英語に翻訳するプロセスを具体的に言語化すれば、おのずと
- 「日本語古語」と「現代日本語」の違い
- 「日本語の構造」と「英語の構造」の違い
- 「日本語の構造が生むイメージ」と「英語の構造が生むイメージ」の違い
を体験することができます。
その手法として「百人一首の和歌を現代日本語に翻訳し、さらに英語に翻訳するプロセス」を細かく言語化していきます。
希望の朝の迎え方(無口な少年が百人一首の翻訳プロセスを語るようになるまで)
1000年前の和歌(100句の百人一首)が2020年に英語に翻訳される経緯
【和歌翻訳】和歌の英語翻訳プロセスと構造分析(素性法師の百人一首)
坂上是則の和歌翻訳:朝ぼらけ 有明の月と みるまでに 吉野の里に 降れる白雪
なつかしい未来へ。遠藤朝恵さんとの出会いと和歌翻訳の始まり
英語翻訳
英語を読んだり、聞いたりしたときに、英文が塊に見えて困ったら、
何よりもまずは 動詞 を見つけてください。
英語は、動詞中心にイメージするとうまくいきます。
A takes B.
takeという動詞のイメージを最初につくること。
たとえ、どれほど主語のAが長くて複雑でも、Bの単語の意味を知らなくても、それは一番重要な情報ではありません。
いちばん重要な情報は、
ピリオド(.)で区切られた一つの文章を、SVOの型にはめ込む瞬発力
です。
3ヶ国語翻訳:あなたはもっと世界を知った方がいい。You should know the world.
ツイートとGoogle翻訳でスペイン語から多言語へ展開する方法
Google翻訳と英語翻訳家の悲しい表情
【英語翻訳】翻訳プロセスと構造分析(Chris Doさんのツイートを題材に)
スペイン語翻訳
スペイン語の特徴は、動詞のドライブ感。
つまり…
動詞の活用形が主語を含むため、1語だけで話を進めることができる
というところです。
さらにそれらの動詞の活用が1人称単数現在形であること(動詞と主語の一体化と、主語不在でも誤解なく成立すること)が、ストーリーの展開を加速させます。
【スペイン語翻訳】翻訳プロセスと構造分析(フリオ・コルタサルの詩:El breve amor)
【スペイン語翻訳】翻訳プロセスと構造分析(フリオ・コルタサルの詩:Después de las fiestas)
【スペイン語翻訳】翻訳プロセスと構造分析(オクタビオ・パスの詩:La calle)
3ヶ国語翻訳:あなたはもっと世界を知った方がいい。You should know the world.
ツイートとGoogle翻訳でスペイン語から多言語へ展開する方法
フランス語翻訳
ポルトガル語翻訳