平日の仕事中にこそ、おいしいコーヒーを楽しみたい。
でも平日の朝にドリップする時間を確保することは、なかなか難しい。
そんな中、水出しコーヒーを作ってみました。
50gのコーヒー豆、800ccの水、8時間
こういうことは、勢いと感覚が大切。
とりあえず、ホットコーヒーで使う時と同じ分量のコーヒー豆と水を使うことにしました。
これまでの焙煎で残っていた、2種類の中煎り(コロンビア)の豆を使います。
深夜1時を過ぎていたので、家族が眠っている場所から離れて、豆をコーヒーミルで挽きます。
KalitaのCeramil MILLは、色も形もかわいいので愛着が持てます。
豆の粗さを1~9まで設定できるのも、気が利いています。
今回は、最も細かい1で挽きました。
雑味が出ないか少し心配だったので、茶こしを使って微粉を取りのぞくことにしました。
このあたりの工程は、慣れたらもっと迷いなくできそう。
いままで、アイスコーヒーは「濃度の高いホットコーヒーを淹れ、その場で氷と氷水を使って冷やす方法」でしか作ったことがなかったので、ちょっとドキドキします。
1:20分に水を淹れ、就寝。
明日は土曜日。仕上がりが楽しみです。
2つのフィルター、150ccの水を追加
翌朝9時。
1回目のろ過は、KINTOの「Stainless steel filter 2cups」を使ってみました。
予想通り、ろ過されたコーヒーには、微粉と少しのざらつきが。
ペーパーフィルターに変更し、再度ろ過を開始。
綺麗なコーヒーの液体が抽出できました。
味見したら、若干濃く、苦みも強かったので、水を150cc加えてみました。
このあたりの水を足す感覚も新鮮で楽しいです。
実験の雰囲気が強くなります。
諸要素の最適解
- コーヒー豆の量
- 水の量
- 浸水させる時間
- フィルターの種類
などは、これから日常的に作っていく中で、ある程度の最適解を見つけていきます。
これからが実験と結果の醍醐味。
娘の評価
結果的に、時間と手間はホットコーヒーと比べると、格段に短縮されました。
お湯を準備する時間も、ドリップする時間もいらないので。
ただ、その分、ドリップする楽しさや、コーヒーの香りが生まれる瞬間には立ち会えません。
味としては、最後150ccの水で調節したことにより、軽くクリアな味になりました。
良い豆を使わないと、雑味が目立つのはホットコーヒーと同じ。
娘は
うん。おいしい
とひとこと。
この一言ですべてが報われます。
今後、平日のコーヒーの仕込みには水出しコーヒーが習慣化するかも。
朝温めて、保温ボトルに入れて仕事場へ。
小さな幸せ。