販売員は、入店前のお客様から一瞬で判断されています。そこで大切な姿勢が動待機です。
動待機とは、文字通り「作業をしながら待つ」ことです。
- 店内にいる我々の動作は、いつでも、すべて、歩行者から観察され、入店するかどうかの判断材料になっている
- 動待機とは、コミュニケーションの伝達手段で説明した「1.非言語(服装・身なり・香り・表情・姿勢・動き(55%」に直結するアクション
動待機の感覚
- 人に見られている感覚
- 兄弟の結婚式の受付をしている感覚
動待機の思考方法
- 自分がお客様だったらどんな動きをしている販売員の店に入ろうとするか?
動待機の具体的な動き
- 忙しそうに軽作業(いつでも第一声のアクションができるように)
- 忙しそうに、機敏に、作業している様子を演じ、いつでも「入店する隙」を作る
- 店内に散らばる
- 姿勢・動き・表情に気を配る
動待機の反対の行動
- 棒立ちで入り口を眺めること
- 同じ場所に密集すること
店内のスタッフ同士の会話には細心の注意が必要
店内のスタッフ間の会話の内容や、その見え方、態度はダイレクトに店内にいる人に伝わります。非常に注意が必要です。
店内は、お客様が感動し、商品を楽しむための場所。お客様のそばでスタッフ間の会話が起こると、お客様は「何か自分のことについてはなしているのだろうか?」と不安を与えてしまう。
必要事項以外の私語はしないことで、マイナス要素を削減します。