Law of Attraction:新訳 お金と引き寄せの法則

書籍の基本情報

書籍タイトル:新訳 お金と引き寄せの法則 豊かさ、健康と幸せを引き寄せる
著者:エスター・ヒックス、ジェリー・ヒックス
出版社:SBクリエイティブ

個人的まとめ

  • 人間が体験している現実は3種類ある
    • 1.波動現実
    • 2.物質現実
    • 3.非物質現実
  • 波動現実は、2と3を横断して存在している
  • 資本主義経済と民主主義を実践する21世紀の国家群と企業群は、2のみを対象として駆動している
  • 21世紀の国家群と企業群は、2の枠内で思考し、2の領域において、生と死の観念が存在していると定義し、制度設計し、社会実装している
  • 2023年の人類の多くも、同様に2のみを対象として、国家群と企業群に対して反射駆動(re-action)している
  • ここでは、新しい生命の定義と実践と証明を、私個人の内部で行っている
  • 内なる存在→感情→思考→言葉

Law of Attractionの原則1:感情-思考-言葉

・願ったものはなんでも叶えるパワーがあなたにはある
・あなたの内側からくる感情から、自分の願いか、そうではないかを判別できる
・自分の外側からその承認を得ることはできない

■指標としての感情
・感情は「望むもの」「望むものがない状態」のどちらにいるかを教えてくれる
・「いい気分でいるとき」は、いつだって望んているものが引き寄せられている
・「ネガティブな感情」は、あなたの思考の多くが望みを遠ざけていることを教えてくれる

■思考と言葉を使うときの意図
・どんな思考をするときも、言葉を話すときも、それがあなたから「ポジティブな感情を呼び起こすか」を意図する
・そうすれば、望むことを引き寄せる状態になる

■一般的な思考
1.自分の価値を証明する必要があると感じている
2.それを達成して、初めてご褒美がもらえる

■命の思考
・そもそもその価値を証明する必要がない
・なぜなら、あなたはもうすでに価値がある存在
・その恩恵を受け取るために必要なことは「望むものの本質と自分が調和する」こと
・そのためにまず、「人生で体験したいと思っていること」「あなたの波動」調和させること

■ネガティヴな感情はシグナル
・少しでも調子がおかしいと思ったら、その感情は「今こそ立ち止まってリフレッシュした方がいいよ」と教えてくれている
・波動のバランスを改善させるために違う思考を探しなさい、という
・違う思考を探さないと、そのシグナルはどんどん強くなる
・そのうち、身体的な不快感にまでなる

Law of Attractionの原則2:肉体

■あなたの回復に関係があるのはたった2つの要素
1.あなたの望み
2.あなたの観念
その、ネガティブな診断が、あなたの観念の妨げになっている

■肉体と思考の関係
あなたの肉体はあなたの思考の延長
・順序
  1.まずは、波動でアラインメント(調和)を実現する
  2.次に、内側からインスパイアされた行動をとる
  3.医療のコミュニティーに回復を手伝ってもらう(医療に不調和を補ってもらうことはやめる。不可能だから)

Law of Attractionの原則3:自己

■自分が望むものを見つける
・世の中の単なる観察者でいることをやめる
意図を持ってポジティブな貢献を世界にしていくと決断する
・日々経験する色々な状況の中で、良い気分になることを選ぶ
意識してポジティブな側面を探す、と決める

■自分自身を信頼すること=自分の感情の働きを信頼すること
・「自分の感情」という個人的なガイダンスを通して、「自分のやろうとしていることが適当か否か」が分かると信頼すること
・人生を通してはっきりとした気づきを得られている、という感覚

■人生をよくするには
・現状をそのまま見ることしかできないと、物事は良くならない
・人生をよくするには、楽観的に前を向く方法を見つけないといけない
  豊かさが実現する前に、豊かだともっと感じるようにする

Law of Attractionの原則4:他者

■誰かの助けになることについて
・誰かの不平不満の相談役になるのは、決して誰の助けにもなりません
その人たちが望んでいる姿を、あなたの中で見てあげることが、あなたができる最も価値のあることです
・「私は、自分が注意を向けることと、思考には、パワーがあることを学びました」
・「あなたが望まないことを話しているのを聞くと、私は席を外さないといけません」
・「なぜなら、あなたが望まないことを創造することに加担したくないからです」
・彼らが不平不満から気を逸らせるように助けてください
・彼らがポジティブな側面にフォーカスできるように助けてください
・彼らの回復している姿を想像できるようにベストを尽くしてください
・その人のことを思いながら、同時に気分良くいられたら、相手にとって役に立っていると言える
心配をしないで相手を愛することができたら、あなたの存在が良い助けになります
相手と楽しめたら、助けになります
相手が成功することを期待できたら、助けになります
・つまり、内なる存在と同じ視点で相手を見ることができたときだけ、あなたの関わりが、助けになります

■昏睡状態にある人
・昏睡状態に居続ける理由は、自分を邪魔してきた「不足している」という思考から回復したいから
日常から意識を離脱させている間に、自身の内なる存在と波動によるコミュニケーションをとっている
   回復の期間でもあるが、非物質世界へ戻るか、物質世界に戻るかを決める時間でもある
・こういう心もちでいることが最善
  あなたにとって大事なことをしてほしい
  どんな決断だろうが、あなたが決めたことを受け入れます
  無条件にあなたを愛しています
  残ってくれたら嬉しいし、去るとしても嬉しい
  あなたにとって、一番いい形をとってください

Law of Attractionの原則5:お金

■お金の観念
ドルは信じられているほどは重要ではない
そして以下のことに注意を向ける
あなたが何をしたいのかに注意を向ける
・どうなりたいのか
・何が欲しいのか
・何をしたいのか
・不足の場所からは、その反対のものは引き寄せられない

■豊かさが実現する前に、豊かだともっと感じるようにする
1.ポケットに1万円をいれ、1日を通して、このお金でどれだけのものが買えるか意図的に認識してみる
2.頭の中で1万円を1000回使えば、波動的には1000万円使ったことになる
3.そうしたポジティブなフォーカスがお金の波動のバランスを劇的にかえる

Law of Attractionの原則6:仕事

■あなたの仕事は、望みと自分を調和させること
・あなたの仕事は、「過去と現在の人生経験を通して明確になった望み」と自分を調和させること
・波動の保管場所で、いろんな可能性が、もうすでに準備されている

■自分の一番の仕事は
1.心地よいことを考え
2.口にして
3.行動すること

■最も価値のあるスキル
・望むことに思考を向けるスキル

Law of Attractionの実践

大前提

まず幸せになると決める
・どう感じるかを大事にする
感情を基準にして、思考を選ぶ
より気分が良くなる思考にフォーカスする
・より気分が良くなる言葉にフォーカスする

自分に言う思考と言葉

・2つの要素「望みと観念」が、わたしに対して、人生の創造をもたらす
・他の人にとっては事実かもしれないけれど、私にとっては違う
・なぜなら、私自身の経験を創造するのは、私自身だから
私は今回、回復を選ぶ。死ではなく
・私は、自分自身の創造するパワーを信じている

自分の思考を望むことに向ける方法

1.リラックスする
2.あなた本来のウェルビーイングに委ねる
3.自分に言う。以下のように
  私は豊かさが欲しい
  宇宙の法則を信頼している
  欲しいものが明確になった
  だから、リラックスして、自分の人生経験に招き入れよう、と
  人生経験を創造するのは自分自身だ、と認識する

思考の順序

望む物語を語る
・その望みにあったポジティブな側面を見つける
・詳細を後から付け足していく
・もしもこうなったら面白いな、と

自分に言う言葉

・いい気分になりたい
・豊かさと拡大を感じたい
ぼくの思考は、自分がいいと思っていること全てを引き寄せる土台だ
・お金も、心地良さも、健康も、気分を上げてくれる素晴らしい人たちも

言葉と行動の順序

こう言い聞かせる
・最高の自分になりたい
やりたいことをしたい
・欲しいものを手に入れたい
自分にとっての素晴らしさと調和した生き方をしたい
こう行動する
いい気分でない限り、行動しない

毎日の始めに宣言する言葉

・今日は、望むものを探すことを一番の目的にしよう。どこへいっても、何をしていても、誰といても
・今日は、もっと笑えることを探そう
・今日は、もっと楽しくなることを探そう

望むものを探すことを一日の一番の目的にする

自分には力があることを感じさせてくれる物語を自分に語る
・自信と安心のある運転を望む。よし、運転のことを考えて、完璧な運転に浸るぞ!!

不足の立場の空虚感を埋める方法

・ポジティブな「もしもしこうなったら」を見つけようとすることで、思考の軌道修正をする。本当の望みに向かって
・より心地よい思考をする
・違う物語を語る
・そのポジティブな側面を探す(詳細化)

今いる場所を否定しないで、何を望んでいるかを明確にし、いい気分になる望む物語を語る

・状況が変化する前に、今いる場所を否定しない
思い通りになっていないことを意識するのを減らす
・何を望んでいるかを明確にする
・現状ではなく、望む物語を語る
  自分の人生や大事なことについて、もっとポジティブで、いい気分になる物語を語る
・より気持ちが和らぐ感情を探す
いい気分になる理由を探す
いい気分でいられる思考を保つ