書籍の要約 -読みたいことを、書けばいい。 人生が変わるシンプルな文章術。(田中 泰延著)-

要約する書籍

読みたいように、書けばいい。
田中ひろのぶ

What

自分が書く分野を知っておく
何を書く:形式の定義


小説↔️随筆↔️ルポルタージュ↔️文書
 随筆:事象と心象が交わるところ

Who

誰に書くのか
 読み手としての自分に
 最初に読む自分を楽しませる
 何を書いたか < 誰か書いたか
 ターゲットなど想定しなくていい
 承認欲求のために書くは割にあわない
 他人の人生を生きてはいけない
  評価の奴隷になってはいけない

How

どのように書くのか

調査が9割9分9厘6毛


図書館で一次情報を調査
 国立国会図書館
 国立国会図書館関西館
 大阪府立中央図書館
 大阪府立中之島図書館
 大阪市立中央図書館
  司書に相談
 国公立大学図書館
 ジャパンサーチ
 公益財団法人大宅壮一文庫


巨人の肩に乗る


愛する

 対象を愛する方法
  ①資料に当たり、愛せるポイントを探す
  ②①を掘り、自論の強化材料を揃える
  ③愛した部分を全力で伝える


誠意:事象は外部にある

思考の過程を披露する

事象→心象→仮説→論証→思考→結論  
発見→帰納→演繹→詠歎

編集
 過不足がない、と自分で思えたら
  他人も理解できる

起承転結でいい

事象に出会い、しっかり調べ、愛と敬意の心象を抱けたら、過程も含め、自分に向けて書けばいい

①事象に出会う
②しっかり調べる
③愛と敬意の心象を抱けるまで
④過程も含めて書く
⑤自分に向けて書く

Why

なぜ書くのか?
恐れることはない
自分のために書く
あなたが触れた事象は、あなただけが知っている
あなたが抱いた心象は、あなただけが憶えている
世界のどこかに、小さな穴を掘るように、小さな旗を立てるように、書けばいい

貨幣は言語と同じもの

①決算の手段:為替と翻訳
②価値の尺度:価値の相互担保性
③価値を貯蔵する手段:記録・記憶・情景・感情・思想・演説・論理・構成の貯蔵

書くことはたったひとりのベンチャー企業

 ×金持ちになりたい
 ○自分の正しさを証明したい

自分が詠みたかったからという衝動にもとづいて書く
 →文字がそこへ連れていく

When and where

いつ:いま
どこで:ここで

人生は寂しい

ならば、自分が世界を置き去りにすればいい
だれも知らない景色と言葉を見つければいい
あなたが書いたものは、あなた自身が読むとき、たった1日だけ、あなたを孤独から救ってくれる